得意 不得意 について
得意(とくい)・不得意(ふとくい)という言葉があるが、ふと思ったこと。
よく、「計算するのが得意」とか、「お菓子作るのが得意」とか、
「運動するのは、得意じゃないな」とか、「整理整頓は得意じゃないな」とか
聞いたり言ったりするが、はて、そもそも得意不得意ってなんだろう。。。と。
国語辞典で調べてみた。
1 志を得て満足していること
2 いかにも誇らしげなこと
3 もっとも熟練していること
4 自分をひいきにしてくれる客、そういう関係
辞典の新旧により異なるかとは思うが、上記のような意味である。
1が気になる。志を得て。極論すると、自分が満足できていて、
もてる力を発揮していれば、「得意」ということなのではないか。
ただ、他者との共存のため、どうしても比較が生じ、お互いの満足度の違いで、
「不得意」というものが出来上がってしまうのではないか。
まったく、他者と比較もせず、満足したいとは思わないが、
比較ばかりして、不得意だから・・・とふさぎこむのも避けたいところである。
そんなことを思いながら、得意な方と思っていた料理作りが、不得意と気づき
始めた私であった。
おそらく、いままで、比較する機会がなかったから得意と思っていたのだろう。笑